2011年7月17日 (日)

タナカS&W-M29(モデルガン)メタルパーカー

Dsc_3262

さて、ダーティーハリーのM29のモデルガン化ですが、実は同じ仕様のものを2丁製作しておりました。

2丁同時だったらある程度工程が省略できるので、早く仕上がるだろうと思っていましたが、これが大誤算でした。しっかり2丁分の手間と時間がかかりました。

前の記事でも紹介しましたが、結構作業箇所が多く、なかなか先に進みませんでした。

しかし、こうして無事に2丁とも完成し、並べてみるとどちらも風格があってよいです。どちらのモデルガンも、ダーティハリーの劇中で使用したとされるM29と同じシリアルナンバーです。1丁はマットな質感で、他方はブルーイング風塗装です。

同じシリアルナンバーで、しかも仕上げが違うなんて実銃の世界ではあり得ないでしょうけど、モデルガンでは作れてしまうんですね。

さて、今回の塗料はインディのパーカーシールとメタルパーカーを使用しました。

Gun Shop インディ メタルパーカー 420ml 
Gun Shop インディ パーカーシール 420ml 

Metalpaker

手順はメーカーの指定通りで仕上げています。

1.パーカーシール塗装→乾燥後研磨

2.メタルパーカー塗装→乾燥後研磨

テストしてみましたが、良い感じに仕上がりました。ただ、ちょっと粒子が粗かったので、スプレー缶から塗料を取り出し、薄めてエアブラシで塗装しました。ちょっと厚めに塗ると表面張力で塗膜が滑らかになるので、仕上がりも綺麗です。

Dsc_3263

完成後はこうなります。

適切にブルーイングされたモデルガンの質感は塗装よりも良いですが、このインディの塗料コンビはそれに近い仕上がりですね。

エアブラシで塗装しているからかもしれませんが、ラメ感もほとんどありません。

Dsc_3272

バレルの刻印もタナカのモデルガンとは違います。「&」の文字が横長のタイプです。

フロントサイトの高さ変更に伴い、セレーション部分から全部作り直しています。

Dsc_3265

「&」はもう1カ所アドレス部分の刻印にも登場します。ロゴも実銃通り。あんまり変わり映えしませんが、「44MAGNUM」部分も刻印しなおしています。

ちなみにグリップは「コークボトル」の実物・・・ではなく、CAWのコクサイ用のものを使っています。(後からタナカ用のも出たんですね。)仕上げはオイルフィニッシュでしたが、もう少し艶がほしかったので、シェラックで固めています。

Dsc_3273

フレームへのシリンダーの写り込みもご覧のように。車などの塗装も顔が写り込みますが、このパーカーシール+メタルパーカーは金属的質感がありますね。

シリンダーは長さを延長してカウンターボアード化、それに合わせてフレームラグも作り直しています。

Dsc_3270

ブルーイング同様時間がかかりましたが、納得の仕上がりです。

追記:2012/09/28 ハリーマグナムは反響が大きく、たくさんお問い合わせを頂いております。 ただ、ブルーイング、塗装ともに製作に時間と労力を要し、また作業の歩留まりも良くありません。 ご依頼を受けての製作は、現在受けつけておりません。 時間と心のゆとりができたときに製作出来れば、こちらでご案内させて頂くかもしれません。 どうかご理解の程よろしくお願いいたします。

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2011年7月16日 (土)

タナカM29モデルガンでダーティーハリー

暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
久しぶりの更新は、タナカのモデルガンS&W M29、これでダーティーハリーのマグナム44を再現です。

5つあるダーティーハリーシリーズですが、皆さんどの作品が印象に残っているでしょうか?
私は2の「マグナム・フォース」ですね。
小さい頃にレンタルビデオで見ましたが、それまで「良いモン」の銃だったパイソンがワル者だったことに衝撃を受けました。
スピードローダーで弾を込めるシーンは、子供ながらにしびれたものです。
今回は実際に劇中で使われたM29の資料を入手しましたので、これをモデルガンで再現することにします。

まずはこちらのリンク先でプロップガンを見てください。

劇中で使われたモデルはシリアルナンバー「S206921」のモデルだと言うことです。
実際にプロップガンを見てみると、細かいですがいろいろな特徴があります。
ここからは実際に製作したモデルガンの画像をご覧ください。

・シリンダーフルート部の面取り
日本で発売されているモデルガンだとハートフォードのビクトリーモデルもこんな風になっています。これはこれで表情がついてカッコイイです。

Dsc_3275

・トリガーガード全面のシリンダーストップスクリュー(4スクリュー)
「Standard Change of Smith&Wesson」によりますと「S179000から製造が始まって1962年にS220000からM29-1、ほとんどが3スクリューになった」とあります。
このモデルは「S206921」ですので、4スクリューの範囲だという解釈です。
プロップガンにもこのネジがあります。
ちなみにこのネジもハートフォードのビクトリーモデルにあります。
ボール盤で穴をあけた後、このネジを流用しています。

Dsc_3266


・シリンダー収納部の刻印
この刻印がないとダーティーハリーのプロップモデルガン化の意味がないですね。
プロップガンでこの部分の画像がなかったのですが、シリアルナンバーが近いモデルから推測して刻印しました。
文字は・・・
S206921
MOD 29
ですね。
シリアルナンバーはレイアウトを崩して刻印しています。

Dsc_3274

これに、カウンターボアード化、フレームラグの新造、フロントサイト新造、セレーション延長、刻印打ち直しなどのおなじみのカスタムをしました。

ちょっと長くなりましたので、全体写真はページを改めます。

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