2015年10月25日 (日)

移転しました。

記事数も増えましたので、より管理のしやすいサービスへ移転しました。
過去記事もほとんど移転しております。

画像の保管のためこのブログはこのまま残しますが、今後の更新は新しいサイトのみ行います。

9年と半年間ココログでお世話になりましたが、新しいサイトでもよろしくお願いいたします。
なお、新サイトでは、刻印加工やブルーイング塗装などの製作代行も受け付けております。
ご興味ありましたら、新サイトの問い合わせフォームよりご連絡ください。

【新アドレス】

Pa180003s

 

 

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2015年4月 1日 (水)

タナカモデルガン S&W M29-6.5inchハリーマグナムブルーイング

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このM29の登場を待ち焦がれていました。

4年前には、シリンダーをひとつつぶして輪切りにしたものを溶着してブルーイングしていました。
それがフロントサイトの高さを整え、シリンダーがカウンターボアード化されて発売されました。

今回はカウンターボアードM29の仕様をさらに追い込み、ハリーマグナムをブルーイング再現しました。

各部のカスタマイズの仕様は過去、塗装で再現したM29と同じです。

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すらりと伸びたバレルがブルーイングに映えます。

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トリガーガードの前にはビスがあります。

よく知られているS&Wリボルバーはサイドプレートのみにビスがありますが、この時代のものはトリガーガード前にビスがあります。

本来はシリンダーストップを固定、作動させるためのスプリングが仕掛けてあるのですが、今回はビスのみ再現しております。

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SMITH&WESSONの文字はタナカのモデルガンにもありますが、「&」の文字が平体文字になっています。
元刻印を削って打ち変えています。
バレルとシュラウドの間の溝は深く太く削り取っています。

シュラウドの角度も修正しています。

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タナカのモデルガンの刻印はリアルで深いです。

そのままでもブルーイングに耐えますが、ここも「&」の文字が平体文字ですので、再刻印。
サイドプレートもあわせて再刻印しています。

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こちらの「44MAGUNUM」も他の刻印とあわせるため、再刻印しています。
シュラウド上のモールドの形状も修正しています。

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フロントサイトの形状もタナカモデルガンはリアルになりました。

ただ、参考にしたハリーマグナムはフロントサイトが別パーツになったものですので、それにあわせてフロントサイトを切り離し、バレル上部のセレーションを新造。

フロントサイトは高さを調整し、接着しています。

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おなじみのシリンダーの写りこみ。リボルバーの醍醐味です。

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グリップはCAWのものをつけました。

といってもCAWのものはチェッカリングも浅いので際目立てしました。
また、サムピース下のエッジも立ちすぎているので丸めました。
その後木地を調整して、少し赤い顔料を混ぜたシェラックにて塗装しなおしました。

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大型リボルバーは染める面積も多く、また今回も刻印など作業箇所も多岐に渡って大変でしたが、そんな苦労も吹き飛ぶ作品に仕上がりました。

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